jeudi 12 mai 2011

ガタがくる一方、軽快さは成長中


昨夜のこと。
食事中にことっと音がして日本で詰めたものが落ちた。
どんどんガタがきている。
早速、今朝歯科に電話して予約する。
先日触れた軽快さがある。

来月の学会準備のため、朝から研究所へ。
そのつもりだったが、書架にあった雑誌に目が行き、そちらに集中。
何に反応するのか、全く油断も隙もあったものではない。
まあ、いずれ役に立つだろう、と思いそのまま続けた。

それから歯科に向かったが予想より早く着く。
いつものリブレリーへ。
店員さんと一言二言交わす。
やはり軽快だ。
そこで何冊かに手が伸びた。
その中にクロード・レヴィ・ストロースさんの日本がある。
L'autre face de la lune : Ecrits sur le Japon (Claude Lévi-Strauss)

今回の震災が起こった直後にこちらで会があった。
" Spécial Solidarité Japon " にて (2011-03-23)
そこでジャック・アタリさんが語った言葉が印象に残っていたためだろう。
その言葉とは、日本文化の持つ感受性は世界にとって大切である、というもの。
彼らは日本文化に何を見ているのだろうか。
そんな疑問がその時に生れていたようだ。
診察後、近くのカフェでストロースさんの見方に耳を傾ける。
何の衒いもなく語っていて、興味が尽きない。
いずれ触れることがあるかもしれない。

帰りのメトロで鼻をかむためポケットからティッシュを出す。
そして鼻をかもうと思った瞬間、驚いて本当に一歩下がる。
抜け落ちた詰めものを持って行ったことを忘れていたのだ。
ガタがきているのは目に見えるところだけではなさそうだ。

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